自分の中でわりともう今年は終わってて、来年どうするかなんてことを具体的に詰め始めながら、「来年のことを言うと鬼が笑う」ということわざをふと思い出す。
いいキャラしてるよなあ、鬼。
現代は何もかもが長期的ビジョンを元に行動計画が策定されて、個人レベルでもリスクコントロールに必死になったりして、鬼もそろそろ笑ってる場合じゃないのでは。なんかこう、現代人との価値観の相違に、ぽかんとして呆れながらも取り残されていそうな気がする。
鬼はきっと、豪胆に笑っていたんだろうな。
近代が成立する前のおはなし。
現代人があまりにそういうことを疑いもなくやるもんだから、鬼もきっと疎外感があるはずだ。マジかよ、と思いながらも、もはや笑えないレベルだなとかそういうところまで社会は変わった気がする。
来年どころか、数十年先の未来に向けて生きなければならない。そんなつもりはないものの、可能性を恐れて保険に入る時代。そんときはそんとき考える、なんて発想は通用しなくなってしまった。
「情けは人のためならず」という諺がよく誤用されているけども、「来年のことを言うと鬼が笑う」というのもそのうち、「来年のこと?視野が狭いね。20年は先を見なきゃ。そんな直近のことしか考えられないなんて笑われるぞ」というふうに転じて使われる日が近い将来くるかもしれない。
いいキャラしてるよなあ、鬼。
現代は何もかもが長期的ビジョンを元に行動計画が策定されて、個人レベルでもリスクコントロールに必死になったりして、鬼もそろそろ笑ってる場合じゃないのでは。なんかこう、現代人との価値観の相違に、ぽかんとして呆れながらも取り残されていそうな気がする。
鬼はきっと、豪胆に笑っていたんだろうな。
近代が成立する前のおはなし。
現代人があまりにそういうことを疑いもなくやるもんだから、鬼もきっと疎外感があるはずだ。マジかよ、と思いながらも、もはや笑えないレベルだなとかそういうところまで社会は変わった気がする。
来年どころか、数十年先の未来に向けて生きなければならない。そんなつもりはないものの、可能性を恐れて保険に入る時代。そんときはそんとき考える、なんて発想は通用しなくなってしまった。
「情けは人のためならず」という諺がよく誤用されているけども、「来年のことを言うと鬼が笑う」というのもそのうち、「来年のこと?視野が狭いね。20年は先を見なきゃ。そんな直近のことしか考えられないなんて笑われるぞ」というふうに転じて使われる日が近い将来くるかもしれない。
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