きみ

2015年6月8日 趣味
少しはにかんだ君の、その姿がまぶしかった。

新しい君だと形容したら、それには少し誤りがあるかもしれない。

どのような君であれ、君は君だ。そんなこと、当たり前のはずなんだけど。

けれども、君には君のトレードマークがあって。それがなかったからといって、君でなくなるはずはないのに、なんだかさみしい気がする。

だから、君だって気恥ずかしそうにしているじゃない。

誰よりも個性を大事にする君だからこそ、その軽い身のこなしで重みを教えてくれた。

新しくなんかないよね、君は君だよね。でも、それだって素敵じゃないかと。

どうあったって、君がみんなから愛されることに変わりはないのにね。

君より、周りのほうが未練があるのかな。潔く、次のステップに進んだ君が、やっぱりまぶしいなあ。

まぶしい。

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